この記事は、
- 「勉強しなさい」と言うべきか迷っている保護者
- 声かけを減らしても子どもが自分で動けるようになる方法を知りたい人
- 小学生の学習習慣づくりに悩んでいる家庭
に向けて、実際に小1の娘と取り組んできた経験をもとにまとめています。
「勉強しなさい」と言うべきか、言わないべきか。
子どもが小学生になると、多くの家庭で一度は悩むテーマです。
最近では、
「東大生は“勉強しなさい”と言われたことがない」
という話もよく聞きます。
本当に言わなくて大丈夫なの?
言わないとサボるのでは?
逆に言うと勉強嫌いになるって本当?
この記事では、
小1の娘に一度も「勉強しなさい」と言ったことがない家庭の実例をもとに、
代わりにどんな声かけをしているのか、
どうやって自分で動く子に育てているのかを詳しく解説します。
「勉強しなさい」と言わない家庭が増えている理由
まず前提として、
「勉強しなさい」と言われ続けた子どもは、
“やらされ感”が強くなり、自主性が育ちにくいと言われています。
一般的に指摘されるデメリットは次の通りです。
① 勉強=義務になる
「やらされている」と感じると、
勉強そのものが嫌いになりやすくなります。
② 親子関係がギスギスしやすい
毎日のように言われると、
子どもは反発し、親はイライラする悪循環に。
③ 自分で考える力が育ちにくい
「言われたからやる」
という思考が定着すると、
自分で計画を立てる力が育ちにくいです。
こうした背景から、
「勉強しなさい」と言わない育て方が注目されるようになっています。
我が家も「勉強しなさい」と言わない。その理由
私自身も、
「東大生は“勉強しなさい”と言われていない」という話を聞き、
できるだけ言わないようにしてきました。
そして現在、小1の娘はというと…
- 公文算数は小4の単元まで進んでいる
- 字も丁寧で書写も得意
- 学校の宿題を忘れたことは一度もない
正直、順調すぎるほど順調です。
では、なぜ「勉強しなさい」と言わなくても動けるのか。
その理由は、
声かけの仕方を“予定ベース”にしているから。
代わりにしているのは「今日の予定を教えて」の声かけ
我が家で使っている魔法の言葉は、
「今日の予定を教えて」
これだけです。
「宿題やった?」
「公文は?」
「ピアノは?」
こうした“タスクを確認する声かけ”は一切しません。
代わりに、帰宅後にこう聞きます。
「今日は7時にお風呂に入りたいけど、どうする?」
すると娘は、
- 今日の宿題の内容
- 公文の量
- ピアノの練習時間
を頭の中で整理しながら、
「ご飯の前に宿題をやって、少し休んだら公文やる。ピアノは●時からやるね」
と、自分でスケジュールを決めます。
そして、
自分で決めた時間にタイマーをかけて動く。
この“自己決定感”が、
子どもを最も強く動かす原動力になります。
タブレット学習は“朝のルーティン化”で声かけ不要に
平日はタブレット学習もしていますが、
これは声かけすら必要ありません。
流れはこう。
- 朝起きる
- 朝ごはんを食べる
- タブレット学習をその日の分だけやる
- 登校する
完全にルーティン化しているので、
「やりなさい」と言う必要がない。
一方で、
土日はリズムが変わるため、タブレット学習はなし。
平日と休日でメリハリをつけることで、
無理なく続けられています。
「勉強しなさい」と言わなくても動く子の特徴
もちろん、すべての子が同じように動けるわけではありません。
ただ、動ける子には共通点があります。
① 自分で決めるのが好き
自己決定感が強いタイプ。主体性をもって行動できる。
② 生活リズムが安定している
毎日の流れが決まっていると、学習も習慣化しやすい。
③ 先取り学習との相性が良い
公文などで“できる”経験が積み重なると、学習が楽しくなる。
④ 完璧主義タイプは逆に時間がかかることも
娘は書写を習っているため、
「文字は完璧に書きたい」という気持ちが強く、
宿題の文字練習に30分以上かかることも。
でも、
「丁寧にやりたい」という気持ちは尊重する
というスタンスで見守っています。
タイプ別:声かけの工夫
子どものタイプによって、
最適な声かけは変わります。
① 完璧主義タイプ
- 「ここまでできたらOK」
- 「今日はこの1行だけでいいよ」
- 「丁寧に書けてるね」
→ 結果より過程を大切にしてあげる、スモールステップで達成基準を下げてあげると動きやすい。
② マイペースタイプ
- 「ご飯の前に何をする?」
- 「お風呂の時間から逆算するとどうする?」
→ 時間ベースの声かけが有効です。
③ 忘れっぽいタイプ
- ホワイトボード
- カレンダー
- タイマー
→ 声かけは忘れてしまうこともあるので、視覚化が効果的です。
④ 習い事が多いタイプ
- 予定を一緒に整理する
- 優先順位を決める
→ スケジュール管理が鍵となります。
「言わない育て方」の落とし穴と対処法
もちろん、言わない育て方にも注意点があります。
① 親が忙しい日は予定が崩れやすい
→ その日は「最低限だけ」でOKにする。
② 子どもが疲れている日は動けない
→ 「今日は休む日」にする勇気も必要。
③ 予定を立てるのが苦手な子もいる
→ 最初は親が一緒に考え、徐々に任せる。
まとめ|「勉強しなさい」の代わりに“考える力”を育てる
「勉強しなさい」と言わない育て方は、
放任ではありません。
- 予定を聞く
- 自分で決めさせる
- ルーティンを整える
- 必要な環境を用意する
こうした“仕組みづくり”があるからこそ、
子どもは自分で動けるようになります。
そして、
自分で考えて動く力は、一生もの。
勉強だけでなく、
生活全体の自立につながる大切な力だと感じています。







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