この記事は、
- ピアノ以外の音楽習い事を知りたいご家庭
- 子どもに合う楽器を見つけたいママ・パパ
- 音楽の世界を広げたいけれど、何から始めればいいか迷っている方
に向けて書いています。
ピアノは王道の習い事ですが、実際にやってみて感じたのは、
「ピアノは超レッドオーシャン」ということ。
発表会・コンクール文化が強く、競争も激しい。
でも、音楽の世界はピアノだけではありません。
チェロ・フルート・バイオリン・歌・和楽器など、
子どもの個性に合う“別の入り口”はたくさんあります。
この記事では、私自身の経験や、周りの子どもたちのリアルな話をもとに、
ピアノ以外の音楽習い事の魅力と始めやすさをまとめました。
ピアノは競争が激しいという現実もある
ピアノは習っている子がとても多いため、
「ピアノをやっている」というだけでは珍しさがなく、競争が激しい場面もあります。
例えば、学校の合唱コンクールの伴奏は、
オーディションで争奪戦になるという話をよく聞きます。
実力があっても人数が多い分、選ばれないこともあり、
子どもにとってはプレッシャーになることも。
実際、わが家の娘も本気でピアノに取り組んでいて、
毎日1時間の練習、週1以上のレッスン、コンクール前は追加レッスンと、
時間もお金もかけて続けています。
それでも、コンクールに行くとさらに上の子がたくさんいて、
「音楽の世界は本当に広い」と痛感させられます。
もちろんピアノは素晴らしい習い事ですが、
「ピアノ以外の楽器ならチャンスが広がる」という視点は、実際に習わせてみて気づいた大きなポイントです。


なぜ今「ピアノ以外の音楽習い事」が注目されているのか
ピアノは人気が高い一方で、
- 競争が激しい
- 発表会やコンクールの負担が大きい
- 練習量が多く、親のサポートが必要
という現実があります。
一方で、チェロやフルート、バイオリン、歌、和楽器などは、
始めるハードルはあるけれど、競争が少なく、続ければ強みになるという魅力があります。
ピアノと“持ち運べる楽器”の大きな違い
娘がピアノを習っていて感じるのが、
ピアノは持ち運べないということ。
「演奏したい!」と思っても、家に帰らないと弾けない場面が多く、
ちょっとした帰省や旅行先では練習ができません。
その点、チェロ・フルート・バイオリンなどの持ち運べる楽器は、
- 帰省先にも持っていける
- 旅行中でも練習できる
- 外で演奏する機会が作りやすい
という魅力があります。
さらに、ピアノは習っている子がとても多いため、
「ピアノやってるんだ〜」「私もやってる」で終わることも多いのですが、
チェロやフルート、バイオリンなどは、
「すごいね!どんな感じなの?」
と興味を持ってもらえることがしばしばあります。
子ども自身も「特別な楽器をやっている」という自信につながりやすく、
自己肯定感が育つきっかけにもなると感じています。
チェロ|ハードルは高いけれど“ニーズが高い”狙い目の楽器
プロのチェリストの方から聞いた話で印象的だったのが、
「チェロは楽器のサイズなどハードルが高い分、ニーズが高く、プロは仕事が途切れない」
という言葉です。
確かにチェロは大きくて、子どもには難しそうに見えますが、実は子ども用の小さな“分数チェロ”があります。
調べてみると、身長105cm程度から演奏可能とのこと。
「チェロ=大人になってから」というイメージはもう古く、幼児〜小学生でも始められる楽器です。
チェロは、
- 音色が深くて美しい
- 競争が少ない
- 続ければ希少価値が高い
というメリットがあり、落ち着いた音が好きな子や、じっくり取り組むタイプの子に向いています。
ピアノ以外の音楽習い事にはどんなものがある?
「音楽の習い事=ピアノ」というイメージが強いですが、
実は子どもが始めやすく、将来の選択肢にもつながる楽器はほかにもたくさんあります。
例えば、
- フルートなどの木管楽器
- バイオリンやチェロなどの弦楽器
- 歌(ボーカル)
- 箏・三味線・和太鼓などの和楽器
ここからは、実際に身近な子どもたちが習っている様子や、
私自身が見聞きして「いいな」と感じたピアノ以外の音楽習い事について、
それぞれの魅力や特徴を紹介していきます。
フルート|小学生でも吹ける“U字管”があるから始めやすい
お友達の話でとても素敵だったのが、
公立小学校の任意参加の吹奏楽でフルートに出会い、
「ピアノは習い事だけど、フルートはプロになりたい」
と言い出した子の話です。
その子はもともとピアノを習っていて、将来は音大に行きたいと思っていました。
しかし、親御さんが調べたところ、
音大のピアノ科は難易度が非常に高く、競争も激しい。
そこで、
「フルートなら狙えるかもしれない」
と方向転換したそうです。
フルートは長さがあり、子どもには吹きにくいのですが、
U字管という短くできるパーツを使えば、幼児〜小学生でも吹けます。
自分の息で音が出る喜びが大きく、
「音が出た!」という成功体験が積み重なりやすい楽器です。
ピアノよりも“自分の音色が直接響く”感覚が強く、
表現力がぐっと伸びる子も多いと感じます。
バイオリン|分数バイオリンで始めやすいが、買い替えが必要
娘も幼児期に短期間バイオリンを習っていました。
バイオリンは体のサイズに合わせて楽器の大きさが変わるため、
子ども用は「分数バイオリン」と呼ばれます。
ただ、購入すると成長のたびに買い替えが必要になるため、
レンタルできる教室がおすすめ。
音感が育ちやすく、集中力もつくので、幼児期から始める子も多いです。
歌(ボーカル)|好きな曲を習える“楽しさ最優先”の習い事
保育園時代から歌を習っているお友達がいて、
その子はもうすぐ小2の今も楽しそうに続けています。
好きな曲をYouTubeで見つけて、
「これ習いたい!」と先生にお願いできるのが魅力。
公園で会うと歌ってくれるのですが、
- 音感が整っている
- 声量がある
- 表現力が豊か
卒園式でもひときわ目立っていました。
自己表現が好きな子、歌が好きな子にはぴったりです。
和楽器|礼儀や所作が身につく“穴場の習い事”
箏・三味線・和太鼓などの和楽器は、
- 姿勢が良くなる
- 礼儀作法が身につく
- 競争が少ない
- 日本文化に触れられる
という魅力があります。
「落ち着いた習い事をさせたい」「文化に触れさせたい」という家庭に向いています。
子どものタイプ別|どの音楽習い事が向いている?
- コツコツ型:ピアノ・バイオリン
- 表現したいタイプ:歌・フルート
- 落ち着いた性格:チェロ
- 音が出る喜びを感じたい:フルート・歌
- 日本文化が好き:和楽器
子どもの性格や「好き」が見えると、選びやすくなります。
まとめ|ピアノだけが“音楽の道”じゃない
ピアノは確かに王道ですが、競争が激しく、続けるのも大変です。
一方で、チェロ・フルート・バイオリン・歌・和楽器など、
子どもの個性に合う楽器を選ぶと、伸び方がまったく違うと感じています。
音楽の世界は広く、入り口はひとつではありません。
「この音が好き」「この楽器が気になる」
そんな小さな“好き”を大切にしてあげたいですね。






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