ピアノはお金がかかる習い事?やってわかったコスパの本音|ゆるピアノとガチピアノの違い

子どもとピアノ

この記事は、
・ピアノを習わせたいけれど費用が気になる家庭
・「ゆるく楽しむ」か「本気でやる」か迷っているママ・パパ
・実際にどこにお金がかかるのか知りたい方
に向けて書いています。

「ピアノをやりたいけど、すごくお金がかかる?」
子どもにピアノを習わせるか迷ったとき、多くの家庭がまず気になるのはここではないでしょうか。
月謝だけを見るとほかの習い事とそれほど変わらなくても、実際に続けてみると
『思っていたよりお金がかかる』 と感じることも少なくありません。

結論から言うと、ピアノは 「お金がかかる習い事」にも「意外とコスパのいい習い事」にもなり得ます
費用は どんなスタンスで取り組むか によって、驚くほど差が出ます。

私自身の「ゆるピアノ」時代の費用感

私は小学校6年生までピアノを習っていましたが、
コンクールに出ることもなく、近所の教室でかなりゆるく続けていました。

  • レッスンは週1回
  • 家での練習は気が向いたときだけ(ほぼ練習なし)
  • レッスン日に先生の前で弾く、というスタイル

この場合、かかっていた費用はとてもシンプルです。

  • 毎月のレッスン費(5,000円〜1万円程度)
  • 年に1回ほどの発表会費(1万円前後)
  • 自宅用の電子ピアノ購入費

それ以外に、継続的に大きなお金が出ていくことはほとんどありませんでした。
その代わりにピアノがずば抜けて上手な子にもなりませんでした。

このスタイルであれば、
「ピアノはお金がかかる習い事」という印象は正直あまりありません。
ただし、上達や結果を強く求める場合は、また別の話になります。

娘の「ガチピアノ」パターンで変わったこと

一方で、娘は
「ピアノを本気で頑張りたい」
「コンクールで結果を出したい」
という明確な意思を持って取り組んでいます。

その結果、費用のかかり方は、私の時代とはまったく別物になりました。

まず大きく違うのが、練習量です。
娘は基本的に毎日ピアノに向かう生活を送っています。
短時間の日もありますが、「今日は全く弾かない」という日はほとんどありません。

曲が仕上がってくる時期やコンクール前になると、
片手ずつの練習、ゆっくりのテンポでの確認、部分練習など、
目的を持った練習を積み重ねる必要があり、
ただ「弾くだけ」では済まない時間が増えていきました。

その分、学校生活にも少しずつ変化が出てきています。
学校では「ピアノが得意な子」として認識されるようになり、
音楽の授業や行事でも声をかけてもらうことが増えました。

本人にとっても、
「ピアノは習い事のひとつ」ではなく、
自分の得意なこと・努力してきたこととして、
確かな自信につながっているように感じます。

「ガチでやる」場合、費用はどこから膨らむのか

娘のように
「コンクールで結果を出したい」
「本気でピアノに向き合いたい」
というスタンスになると、
ピアノにかかる費用は月謝だけでは語れなくなります。

実際にかかってくるのは、

  • レッスンそのものにかかる費用
  • コンクールという「挑戦の場」に必要な費用
  • 上達のために欠かせない練習環境への投資
  • 数字に表れにくい、周辺コストや時間的負担

など、複数の要素が重なった結果です。

しかもこれらは、
「全部かかる」「どれか一つだけ」ではなく、
時期や目標によって増えたり減ったりする
のが特徴。

ここからは、
我が家で実際にかかっている費用を、
大きく4つに分けて整理してみます。

① レッスン関連の費用

  • 指導力を重視した先生に習っているため、月謝は一般的な相場より高め
  • コンクール前には、仕上がりや課題に応じて追加レッスン(有償)が入ることも
  • 時期によっては複数回追加になることもあります

② コンクール関連の費用

  • コンクール参加費は1回あたり1万円前後
  • 予選・本選・ファイナルと進むごとに、その都度費用が発生
  • 年間で見ると、参加回数はかなりの数に

③ 練習環境のための費用

ピアノの費用で、想像以上に差が出るのが練習環境です。

娘の場合、先生からは
「できれば毎日、グランドピアノで練習できる環境が理想」
最低でもアップライトピアノ、可能であればグランドピアノにも日常的に触れておくとよい
とアドバイスされています。

実際、同じ教室のお友達の中には、
自宅にグランドピアノを購入して練習している子も少なくありません。

ただ、グランドピアノとなると
購入費は100万円単位
さらに、防音対策や設置スペースも必要になります。

我が家は住環境の制約から、

  • 自宅にグランドピアノを置くこと
  • 防音室を設置すること

どちらも現実的ではありませんでした。

そのため、

  • 自宅には電子ピアノを設置
  • 生ピアノでの練習が必要な時期は、ピアノスタジオに定期的に通う

という形を選んでいます。

先生からは
「防音室を作ってでも自宅にグランドピアノがあると、練習効率はかなり上がるよ」
と言われることもありますが、
都心部では

  • 家の広さ
  • マンションの規約
  • 騒音問題

など、どうしても超えられない壁がある家庭も多いのではないでしょうか。

ピアノは、本人のやる気だけでなく、
住環境や家庭の事情によっても選択肢が変わる習い事だと実感しています。

④ 見落としがちな出費

さらに、意外と見落とされがちなのが次のような出費です。

  • コンクール会場までの交通費(場所によっては宿泊費)
  • 先生へのお礼(季節のご挨拶、コンクール指導のお礼など)
  • 親の時間コスト

特に、練習に付き添う時間が増えることで、
私自身の仕事時間が削られる=収入に影響する、という
見えないコスト」も無視できません。

正直なところ、いくらかかる?

細かい金額は伏せますが、
ガチで取り組む時期によっては、

ひと月あたり5万円では足りないと感じることもある

というのが正直な実感です。

もちろんこれは、

  • コンクールにどれくらい出るか
  • どこまでを目標にするか

によって大きく変わります。

ピアノはコスパの悪い習い事?

ここまで読むと、
「やっぱりピアノってお金がかかる…」
と感じるかもしれません。

でも私は、こう思っています。

ピアノは、家庭の方針と子どもの意向が合っていれば、コスパは悪くない。

  • ゆるく楽しむなら、費用はかなり抑えられる
  • 本気で取り組むなら、それなりの覚悟と予算が必要

どちらが正解ということはありません。

一番大切なのは「子どものスタンスを見極めること」

私自身の「ゆるピアノ」と、娘の「ガチピアノ」。
同じピアノでも、かかるお金も、親の関わり方も、まったく違いました。

だからこそ大切なのは、

  • 子どもがどこまでやりたいのか
  • 家庭としてどこまで支えられるのか

を、途中で何度も見直すことだと思っています。

ピアノは、
お金も時間もかかる可能性がある習い事。

でもそれ以上に、
得られるものがあると感じられるなら、
その家庭にとっては「高すぎる習い事」ではないのかもしれません。


ピアノを習わせるか迷っているなら、まずは「どこまでを目指すのか」を親子で話すことから始めてみてください。

▶ 【子どもとピアノ】ピアノの練習・レッスン・コンクール体験談をまとめています。

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