この記事は、
小学生で“本気のピアノ”に取り組むお子さんを育てている保護者の方、
またはピアノと他の習い事の両立に悩んでいるご家庭に向けて書いています。
幼児期は“ゆるピアノ”。でも小学生から一気に本気モードへ
わが家では、幼児期のピアノは“ゆるく楽しく”が基本でした。
練習も短時間、レッスンも月3回。
「音楽に触れて、好きになってくれたらいいな」くらいの気持ちで続けていました。
ところが、小学校に入る頃から娘の様子が変わりました。
「もっと上手くなりたい」「コンクールに出てみたい」
そんな言葉が自然と出てくるようになり、
ピアノが“習い事”から“本気で取り組む挑戦”へと変わっていきました。
そこから、生活は一気にピアノ中心に。
練習量もレッスン頻度も増え、
他の習い事との両立は想像以上に大変になりました。
本気でピアノに取り組むと、なぜ両立が難しくなるのか
① 練習量が跳ね上がる:毎日1時間は“最低ライン”
幼児期のゆるピアノとは違い、
小学生から本気で取り組むようになると、
毎日1時間の練習は“最低ライン”になります。
コンクール前はさらに増え、
「今日はここを仕上げたい」「納得いくまで弾きたい」
という気持ちが強く、1時間以上弾く日も珍しくありません。
学校の宿題、公文、他の習い事が重なると、
時間のやりくりは本当に綱渡りです。
② レッスン頻度が増える:週1+追加レッスンが当たり前に
本気でピアノに取り組むと、
レッスンは週1回では足りなくなります。
- コンクール前の追加レッスン
- グループレッスン
- 先生の空き時間に入れてもらう補講
気づけば週2〜3回になることも。
他の習い事の曜日と重なると、
「どちらを優先するか」を毎回考えなければなりません。
③ 費用の負担:コンクール期は月5万円超えも
本気のピアノは、費用も本気です。
- レッスン代
- 追加レッスン代
- コンクール参加費
- 発表会費
- 交通費・衣装代
時期によってはピアノ関連費だけで月5万円を超えることもあります。
他の習い事を増やすと、当然その分の費用もかかり、時間もとられるため、
「本当に必要か」「ピアノに影響しないか」を慎重に判断しています。
④ メンタル面の負荷:挑戦するからこそ生まれる揺れ
本気でピアノに向き合うと、
“できない悔しさ”や“理想とのギャップ”が強く出ます。
- 練習がうまくいかない日
- 学校や公文の宿題が重なる日
- コンクール前のプレッシャー
子どもの心は揺れやすく、
親がメンタル面を支える場面が増えます。
幼児期のゆるピアノとはまったく違う世界です。
わが家のリアルなスケジュールと両立の工夫
① “習い事ゼロの日”を必ず作る理由
1週間の予定がぎっしりだと、
娘は心の余裕をなくしてしまいます。
そのため、必ず“習い事ゼロの日”を週に1日は確保。
ただしその日も、
- ピアノ1時間
- 公文の宿題
- 学校の宿題
はあるので、決して「完全オフ」ではありません。
それでも、移動がないだけで心身の負担は大きく違います。
② 他の習い事がある日は練習を短縮する柔軟さ
他の習い事がある日は、
「今日は練習短めにしよう」
「この曲のここだけやろうか」
と声をかけています。
ただ、娘は納得いくまで弾きたいタイプ。
結局1時間以上弾く日も多いです。
そんなときは、
「頑張りたい気持ちは大切。でも体も心もひとつだけだよ」
と伝え、無理をしないよう見守っています。
③ 頑張りすぎる子を親が止める勇気
本気で取り組む子ほど、
体調が悪くても「練習しないなんて嫌」と言うことがあります。
そんなときは、親の私が
「今日は休むことが大切だよ」
「今休まないと、大事な日に頑張れなくなるよ」
と伝え、しっかり休ませます。
ブレーキをかけるのは親の大切な役目。
幼児期のゆるピアノでは必要なかった判断です。
本気のピアノと他の習い事を両立するための考え方
① 子どもの本気度を軸に優先順位を決める
娘にとって、今一番熱心に取り組んでいるのはピアノ。
だからこそ、他の習い事を増やすときは
「ピアノの練習時間に影響が出ないか」
を最優先で考えています。
② スケジュールは“余白ありき”で組む
小学生は、
- 宿題が多い日
- 気分が乗らない日
- 体調がすぐれない日
が必ずあります。
だからこそ、
余白を前提にスケジュールを組むことが両立の鍵です。
③ 親のメンタルケアも同じくらい大切
本気のピアノは、親のサポートが欠かせません。
だからこそ、
- 完璧を求めない
- できない日は「そんな日もある」と受け止める
- 親自身も休む
ことがとても大切です。
本気で挑戦する日々が、子どもの力になる
大変なことも多いけれど、
娘がピアノに本気で向き合う姿を見ると、
「ここまで打ち込めるものを見つけられたこと自体が宝物だな」
と感じます。
レッスンの立ち合いも、発表会やコンクールも、
家族にとって大切な時間です。
まとめ:大変だけれど、親子で歩む価値がある道
幼児期のゆるピアノとは違い、
小学生から本気で取り組むピアノは、
時間・費用・メンタルのすべてにおいて負担があります。
それでも、
- 子どもの本気を尊重する
- スケジュールに余白を作る
- 親がストッパー役になる
この3つを意識することで、無理なく続けることができます。
親子で挑戦する日々は、
きっと子どもの未来の力になるはずです。










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