この記事は、
・子どもの花粉症に悩んでいる家庭
・舌下免疫療法を検討しているけれど不安がある方
・忙しくても続けられるか知りたいママ・パパ
に向けて、我が家の実体験をまとめています。
「毎年、花粉の季節が本当につらい…」
子どもにも舌下免疫療法ってできるの?実際どうなの?と、気になり始めた方も多いと思います。
仕事に家事、子どもの予定。
ただでさえ忙しい毎日に、花粉症の不調が重なると一気にしんどくなりますよね。
我が家も、私自身が長年花粉症に悩まされてきました。
そして、娘も幼くして花粉症と診断され、
昨年から親子で舌下免疫療法(舌下治療)を始めることに。
この記事では、
・舌下免疫療法ってどんな治療?子どもでもできる?
・実際に親子でやってみて大変だったこと・続けやすさ
・治療初年度(まだ効果が出ていない時期)の正直な感想
を、忙しいママ目線でまとめます。
※我が家では娘は昨年の夏、私は昨年の秋から治療を開始しています。今年はまだ花粉シーズン前のため、効果については途中経過の記録です。
舌下免疫療法(舌下治療)とは?
舌下免疫療法とは、
アレルギーの原因となる物質(スギ花粉など)を少量ずつ体に慣らしていく治療法です。
毎日1回、
- 薬を舌の下に置く
- 1分間そのまま保持
- その後飲み込む
というシンプルな方法で行います。
注射のような痛みの心配はなく、
自宅で継続できるのが大きな特徴です。
開始できる時期について
舌下免疫療法は、花粉が飛散しているシーズン中には新たに開始することができません。
我が家も、花粉の時期を避けて、夏〜秋にかけて治療をスタートしました。
子どもでもできる?実際にやってみて感じたこと
結論から言うと、我が家の場合は「思っていたより問題なく続けられている」という印象です。
娘の花粉症の経過と、治療を決めるまで
娘は2歳頃から、
- 風邪でもないのにくしゃみが止まらない
- 目を頻繁にかゆがる
といった症状があり、早い段階から花粉症を疑っていました。
受診すると、
「症状的に花粉症で間違いないでしょう」とのことで、
花粉症の時期には抗アレルギー薬や点眼薬を毎年処方されていました。
特に症状が強く出たのが4歳の頃。
- 目のかゆみが非常に強い
- 掻きこわしてしまう
という状態を見て、
「根本的な治療を考えたい」と思うようになりました。
血液検査の結果、
- スギ
- ヒノキ
- ネコ
- イヌ
- ハウスダスト
が陽性。
舌下免疫療法で使われるシダキュアはスギ花粉が対象ですが、
医師からは
「スギが改善すると、付随してヒノキ症状も楽になることがある」
と説明を受けました。
ただ当時は、
治療薬シダキュアが品薄の時期。
すぐには始められず、順番待ちの予約をしていました。
そしてようやく、
2025年夏にクリニックから連絡があり、
娘の治療を開始することができました。
我が家の舌下免疫療法のやり方(リアルな日常)
飲むタイミング
我が家では、
寝る直前に摂取しています。
- 朝はどうしてもバタバタする
- 毎日同じ時間にやりやすい
という理由から、このタイミングにしました。
※入浴前後は避けるよう指導がありますが、
入浴後しばらくゆったりしてから、寝る前に飲むリズムです。
摂取方法
- 1日1回
- 舌の下に置いて1分間
我が家では1分タイマーを使っています。
治療開始時の流れ(娘の場合)
- 初回は医院で摂取し、アレルギー症状が出ないか様子見
- 問題なかったため、1週間はシダキュア2000というアレルゲンが比較的少量のものを摂取
- 1週間後に再受診し、シダキュア5000というアレルゲンの量を増やしたものを再度院内で摂取
- 問題なかったため、その後は1か月ごとの通院で薬を処方
薬の味は舌の下に置くため強く感じることはなく、ほんのり甘さがあり、子どもでも比較的摂取しやすい印象です。娘は嫌がることなく摂取できています。
親子で同時に始めた理由
娘が小児科でシダキュアを開始した少し後、
私自身も、
数年前から予約していた耳鼻科から連絡があり、
2025年秋から舌下免疫療法を始めました。
親子で同じタイミングに飲むことで、
- 忘れにくい
- 声かけしやすい
というメリットを感じています。
旅行のときも必ず持参し、
今ではすっかり日々のルーティンになりました。
副反応はあった?実際に親子で感じたことと注意点
飲み始めに出やすい症状
舌下免疫療法は比較的安全性の高い治療とされていますが、
・口の中の違和感
・のどのかゆみ
・軽い腫れ
などが出ることもあります。
我が家の場合の経過
我が家も、飲み始めてすぐの頃は、
- 喉の違和感
- 喉の奥のかゆみ
を、娘も私も感じました。
「かゆいね〜」と言いながら、そのまま寝ることもありましたが、
- 強い症状が出ることはなく
- 日常生活に支障が出るほどではありませんでした
副反応があった期間は、
母子ともに1か月程度。
現在、摂取開始から数か月経った今は、
その違和感はすっかりなくなっています。
「身体が少しずつ慣れてきたのかな」と感じ、
今後の効果に期待しています。
※花粉シーズン中の治療について(医師から聞いたこと)
舌下免疫療法は、開始後は花粉シーズン中も毎日飲み続ける治療です。
症状がつらい場合は、花粉シーズン中でも抗アレルギー薬や点眼薬などを併用することになると、医師から説明を受けました。
「舌下免疫療法をしているから、他の薬が使えない」ということはありません。
※症状の出方や対応については個人差があります。
必ず医師の指示に従ってください。
正直、大変だと感じること
- 毎日欠かさず摂取すること
- 毎月病院に通う必要があること
→ 続ける覚悟と、最低限の通院時間は必要です
この2点は、やはり負担に感じる部分です。
ただ娘のクリニックでは、
- 症状が安定していれば親のみの受診でもOK
とされており、
数か月に一度は本人を連れて行くという形になっています。
費用について
- 子ども:医療費助成があるため自己負担なし
- 大人(私):保険適用
- 血液検査(初回)
- 毎月の診察料:約1,000円弱
- 薬代(1か月分):約2,000円
毎月の診察・薬代で約3,000円ほどです。
大人は年間36,000円程度と決して安くはありませんが、
毎年の花粉症の苦しみ、薬代や通院回数を考えると、
我が家では納得できる範囲だと感じています。
それでも「やる価値がある」と思った理由
私自身、
10年以上花粉症に苦しめられてきたからこそ、
- 毎年つらい思いをする未来
- 薬に頼り続ける生活
を、娘にはできるだけ避けてあげたいと思いました。
治療がうまくいけば、
娘はより早い段階で楽になるかもしれない。
そう考えると、
今の手間や通院は「未来への投資」だと感じています。
今後に期待していること
くしゃみ・鼻水の症状もありますが、
親子ともに特につらいのは目のかゆみ。
目のかゆみにも効果が出てくれたら…と期待しています。
実際の花粉シーズンを迎えてみての変化は、
また追記していく予定です。
忙しい家庭でも続けやすい理由
舌下免疫療法を選んでよかったと感じている理由は、
✔ 通院回数が少ない
開始時と定期的な診察は必要ですが、
頻繁に病院へ行く必要はありません。
✔ 毎日の手間が最小限
1日1回1分。
特別な準備もなく、家で完結します。
✔ 親子で一緒に管理できる
我が家は親子同時に開始したので、
「どちらかだけ忘れる」ということも防げています。
効果はいつから出る?正直な途中経過
よく言われるのが、
- 効果を感じるまでに1〜2年
- 3〜5年の継続が推奨
という点。
我が家はまだ治療開始から数か月。
今年はまだ花粉シーズン前のため、
「劇的に楽になった!」
という実感は、正直まだありません。
それでも、
- 将来のための投資
- 毎年のつらさを減らしたい
という気持ちで、
今は淡々と続けています。
舌下免疫療法はこんな家庭に向いている
- 毎年花粉症が重く、薬だけではつらい
- 通院の負担を減らしたい
- 子どもの将来の負担を少しでも減らしたい
- 忙しくても「続けやすさ」を重視したい
そんな家庭には、
検討する価値のある治療法だと感じています。
治療の適応や開始時期、副反応の出方は年齢や体質によって異なるため、必ず主治医と相談のうえ判断してください。
まとめ|忙しいママだからこそ、長期目線で考える
舌下免疫療法は、
- 即効性はない
- 数年単位で続ける必要がある
という特徴があります。
でもその分、
毎年の花粉シーズンに振り回されない未来を目指せる治療でもあります。
一方で、毎日の服薬管理が難しい場合や、通院がどうしても負担になる家庭では、慎重に検討した方がよい治療でもあります。
「気になっているけれど迷っている」という方は、まずはかかりつけ医で相談してみるだけでも一歩だと思います。
我が家の記録として、
そして同じように悩むママの参考になれば嬉しいです。
今後、花粉シーズンを実際に迎えてみた感想も、
また追記していく予定です。
※本記事は体験談であり、治療の効果や感じ方には個人差があります。必ず医師にご相談ください。





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